土地を捨てたい?
「お金払ってでもいいので、とにかくあの土地だけ放棄できませんか?」。 2016年末、遺産分割協議がまとまらないあるお客様からのご相談がそもそものきっかけでした。 お父様が遺した山奥の土地。そこには持ち主不明の古タイヤが大量に山積みされいていたのです。 その土地だけ誰も相続したがらず、遺産分割協議がまとまらないどころか、家族間の争いごとにまで発展しそうでした。
タダでも売れない不動産
需要の減少、産業廃棄物の不法投棄、再建築不可、石垣の擁壁。さまざまな理由から売るに売れない土地が急増しています。 また、70~80年代にかけて最盛期だった、いわゆる原野商法に騙されて買った山奥の土地の相続が近年始まっており、当社へのご相談件数NO1です。 このような土地を相続してしまうと、毎年の固定資産税の他に、山崩れによる損害賠償リスクや土地の維持管理義務まで背負わされることになります。
寄付、所有権の放棄には制限が
市町村への寄付、また2021年2月に法制審議会が答申した、相続した土地の国への帰納制度、いずれの場合も対象の土地に対して厳しい条件がついています。 市町村や国が引き取るのは、通常でも普通に売却できるような資産価値のある土地に限定されています。山林やボロボロの建物などは行政も引受けません。 また、相続登記の義務化(登記しない場合は10万円以下の過料)も法制化される見込みです。遺産すべてを相続放棄しない限り、どんなに不要な土地も、お子さん、お孫さんの代にも引き継がれてしまいます。
所有権の放棄はできませんが移転はできます!
売れない、寄付できない、放棄できない不動産でも、所有権の移転登記はできます。当社が所有権の引受け手となり、そのかわり土地所有のリスク分と将来の維持管理費をお客様からいただく、というサービスを思いつきました。個人で所有するより法人で所有したほうがリスクは大幅に軽減されます。こうした経緯で2017年にスタートさせたのが所有権放棄サポートセンターです。
当社オリジナル
やまねこ不動産の所有権放棄サポートサービス
2017年にwebサービスをスタートし、それ以来日本全国の皆様にご愛顧いただいております。 株式会社設立に伴い、サイトをリニューアルしました。 不動産のお取引だけに、より安心と信頼を感じていただけるサービスのご提供に今後も努めてまいります。
お取引は郵送ですべて可能
難しそうに思える不動産の取引。本当は郵送だけで簡単に行えます
やり取りは司法書士が代行
大切な書類は司法書士が責任を持って直接やり取りします
日本全国の土地が対象
遠方過ぎてどこに相談していいかもわからない土地でも大丈夫です
現況渡し
そのままの状態でのお引渡し。しかも元の所有者には一切責任が及びません
やまねこ不動産の所有権放棄サポートサービスをぜひご体験ください
情報発信
やまねこ不動産では、お客様に不利益をお与えるすることがないよう、不動産に関する法律、税制改正等の動きを常にアップデートしています。 一般に馴染みの薄い不動産売買にまつわる知識や裏事情等とあわせ、Blogにて情報発信しています。
夏季休業(8月7〜18日)のお知らせ
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。 当社の夏季休業のお知らせです。 8月7日(水曜日)〜18日(日曜日)まで夏季休業をいただきます。 休業期間はお電話の対応ができなくなります。また、お見積りのご依頼も受付をス[…]
Read more冬季休業のお知らせ(12月18日~1月11日)
当社の冬休みのお知らせです。 今年は2段階のお休みをいただきます。 まず、12月2日(土曜日)からお電話でのご対応を休みます。当社代表がその日からインドへ行くためです(英語の勉強のため1ヶ月ほど語学留学をしてきます)。メ[…]
Read more「税務広報」2023年10月号に寄稿しました
7月に「税務広報」という会計士、税理士向けの専門誌さんからご連絡を頂きました。非常にユニークなご商売なので一度お話を伺いたいと。 東京オフィスに来られてあれこれお話をさせていただきましたが、その後、文章にまとめて雑誌に掲[…]
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やまねこ不動産は所有権放棄サポートサービスをメインに、通常の不動産仲介業も行っています。
不動産のお困りごとは、経験豊富な不動産のスペシャリストになんなりとご相談ください。