原野商法の二次被害案件
今回のご相談はお父様が数十年前に買った土地についてでした。場所もわからないと。
「自分が所有してる土地の場所わからない」は比較的よくあるご相談なのですが、近県ということもあり調査の上、現地を見に行ってみました。
私はそこでかなり驚くべき光景を目にすることになりました。
「いまは山だけど将来的には別荘地になりますよ~」ということでお父様がご購入されたそうです。
結局別荘地にはならず、そのまま数十年放置され、今回ご相談された方がそれを相続することになった、という話です。いわやる原野商法というやつですね。近年、その相続が始まっており、原野商法の二次被害として一部で社会問題化しています。
ご本人はそんな土地があることも知らず、相続することになり初めて知ったということでした。
とりあえず、お手持ちの資料を頂き、市役所でなんとか場所が特定できました。
道はありますがこれが事件のもと
本当に別荘地の計画があったのか、なんとなく道っぽく舗装したところを登っていきました。ほぼ人が立ち入ることもないと思われる山中の道です。
「そろそろこのあたりのはずだが・・・」と思っていると、突如トラック群が現れました。
なんとご相談の土地が産業廃棄物トラックの集合場所みたいのになっていたのです・・・
その土地に産廃物を捨てているわけではないのですが、さすがにこれはいけません。勝手に建てたと思われるプレハブ事務所、簡易トイレまでありました。
場所が場所だけになにかヤバイ事件に巻き込まれそうな予感さえします。
大変心苦しくはありましたが、ご相談を頂いた方に現在の状況をご説明し、「さすがに今回は、、、、」ということでお断りさせて頂きました。
山の中のどこかわからない場所というのも困りますが、こういうへんに道があったりすると、それはそれでトラブルの元なのかもしれませんね。
こんな場面に遭遇しないように、不要な不動産がございましたら、お早めに当社にご相談ください~
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ブログで扱っている案件はすべてお客様のご承諾を得て、こちらでご紹介させて頂いています。
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