先週、鹿児島市へ物件を見に行ってきました。この物件は自社物件ではありません。お客様からご相談を頂いた物件です。当社からお見積りと契約書をお出しし、お客様に金額と契約内容にご同意頂けたら、当社で物件を見に行って当社が最終判断するという流れです。
通常は物件を見ることはないのですが、当社で非常に心配な点がある場合、こうして実際に見に行くことがあります。もっとも金額や契約内容にお客様がご同意前に当社が勝手にいくと無駄足になりますので、そのへんのご同意を頂いたうえで、当社が足を運びます(この場合の調査費用はその後契約になろうがなるまいがお客様にはかかりません)。
当社が心配したのはこの物件は高低差があることです。こちらの敷地が高くなっており、さらにそこに古い建物が建っているのです。下手するとその建物が倒壊して下の土地へ崩れ落ちる可能性があります。その場合、自己の責任は当然土地の所有者にかかってきます。
物件は一番上の写真の奥に小道があり、そこから入ります。そして入るとこのような古屋がありますが、これではなく、その奥にさらに建物があるのですが、草が激しくて敷地の中には入れませんでした…
真ん中にうっすら屋根がみえます。これがご相談の案件です。いちおう長靴は履いているのですが、マムシに噛まれるリスクが非常に大きく、ここで断念しました。
こっちからの調査はここで断念してぐるっと下のほうへ廻りました。当社としてはこの土地についてある擁壁が一番の問題です。何十年も前の石で組んであるような擁壁、また、すでに大きく亀裂が入ってるような擁壁だと大変危険です。本当に崩れ落ちることがあるからです。
この土地の擁壁自体は草に覆われて視認できなかったのですが、その左右を見るに比較的ちゃんとした擁壁が打ってありおそらくこの土地にもその擁壁が続いていると推測できました。そう簡単に崩れ落ちることはないと判断し、ようやく調査終了しました。
問題ありませんでしたのでお客様にその旨をご報告し、現在、すでに契約書の郵送中です。
お客様はいちおうこの建物中から荷物を整理されるそうです。当社は荷物そのままでも大丈夫なのですが、なんとなく気持ち的にということでした。少し時間がかかりそうなため、契約だけ先にかわし所有権移転登記を済ませ、お引渡しは年末までにということになりました。
当社は小さな会社ですので、このようにお客様のご都合にあわせて柔軟なお取引が可能です〜
鹿児島ってすごく見どころがあり、特に私は明治維新の小説などをよく読むものですから(司馬遼太郎の『翔ぶが如く』等)、たくさん見て回りたいところがありました。が、あいにくコロナのため関連の記念館や資料館は休館でした。
西郷隆盛はじめ西南戦争での戦死者の墓地、それから鹿児島市から少し足を伸ばして知覧の特攻平和会館に行き、深々と手を合わせてきました。
たくさんご紹介したいのですがブログの主旨と外れますので観光案内はやめておきます。
最後に一つだけ。鹿児島市のスタバ、ぜんぜんスタバに見えません。鹿鳴館みたいな建物でかっこよかったです笑
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