今回も物件視察ものです。当社の物件ではなく、当社が引取るにあたり問題ないかの確認作業です。

当社が一番心配するのが高低差のある物件。低い分にはかまわないのですがこちらが高い物件は下へ被害を与える可能性があります。特に古い建物が建っている物件は倒壊の恐れがあります。

画像の通りかなりの高低差がある地域でして、しかもきちんとした道路がなくおそらく再建築不可のように思われました。最初の画像はご相談の案件ではないのですが、だいたいこんな感じで、どのお家も空家かつ廃墟になっています。このまま草に埋もれてくれたらいいのですが、問題は高低差。

これが下から見た画像です。5mくらいの高低差がありしかも非常に古い擁壁です。すでに草に覆われており状態が確認できませんが、かなりやばい状態であることは間違いありません。

当社としてもさすがにお断りしたいところだったのですが、お客様のほうも非常に強く放棄をお望みだったため、将来的な解体費用もコンサルティング費用に含めるということで話がまとまりました。このお客様はこの案件以外にもあと3件、同じ北九州市若松区にそれぞれ物件をお持ちで、そこも視察にいきました。そっちはそこまで問題のある物件ではありませんでしたので、ぜんぶまとめて当社がお引取りすることになりました。