ワーケーションというのがあります。どこかリゾート地のホテルなどをオフィス代わりにしてしばらく滞在。ワークとバケーションを同時にこなすという意味です。
野営オフィスもこれとだいたい同じ考えですが、ホテルではなくテントをオフィスとします。ワーキャンプとでも言うのでしょうか⁉
舞台となるのは大分県玖珠町。林業が盛んな山あいの街です。その山の真っ只中に当社がお引取りした300坪の土地があります。
最初行ったのが今年の7月くらいでしょうか。このようなお化け屋敷状態だったので、これはまったく使いみちがないな〜と思っていたのですが、その後、キャンプ地としてどうだろうと思い直し、先月キャンプ道具一式と草刈り機およびチェーンソーを持って再びいってきました。そして1日がかりで整備をしてなんとか1枚めの写真のようになりました。
草木を処理するだけで最初の印象とはまるで違って見えました。さらに整備すればクルマも4〜5台停められて、かなり広いキャンプ用地が奥にあります。用水路が走っていて山からの新鮮な水が汲み放題。木は文字通り腐るほどあります。とにかく本当の山の中のためほぼクルマも通りません。完全にプライベートなキャンプ地なのです。人工的な光が一切ないため驚くほど多くの星も見ることができました。
オフィスとするにはネット環境が必須ですが、持っていったPocket WiFiがつながりました(通常のソフトバンク経由のiPhoneでは速度が異常に遅かった)。当社はそもそもすべてクラウドにしてますので、ネットさえつながればほぼすべての業務を行うことができます(契約書の印刷等のみ事務所で秘書が行います)。当社事務所から高速使えば2時間という立地の良さもあり、しばらくここを整備していくことにした次第です。
既知の問題点として土砂災害特別警戒区域内です。建物を建てることは通常できません(いろんな制約が発生する)。ログハウスとかにもあこがれますが、とりあえずテントをオフィスとします。雨の日は土砂崩れの可能性があり大変危険ですが雨降ったらそもそもキャンプも行かないので、そこまで問題ではありません。
もう一つ問題がトイレ。小はいいとして大が。誰もいないのでそのへんで穴を掘るか、クルマで15分山をくだるとコンビニあります。これはおいおい解決する予定です。
お風呂は1日1回ですので、下の温泉にいきます。ドラム缶風呂なども楽しそうです。水路から水を引く装置があれば簡単に実行できます。
電気はポータブル電源があります。1日は完全に持つのですが連泊の場合は足りなくなります。そこで太陽光パネルを購入しました(2.5万円ほど)。どのくらいの充電能力があるのか、次回試してみます。これがうまく活躍してくれれば電気問題は解決です。
(もっとも家がそもそもあるため電気はきてます。トイレももしかしたら使えるかもしれませんが、使えない設定で行います。)
もうひとつここがいいのは住所があることです(住所は土地にはありません。建物を建てて役所に申請して初めて住所がもらえます)。住所があればAmazonと連結できます。いったん事務所に送ってもらってそれをクルマで持っていくのはかなり大変です(ジムニーのため荷物の大きさに制限ある)。Amazonが味方にいることはこの整備事業において大いに役立ちそうです。下山すれば15分でホームセンター、スーパーもあり万一のときも心強いです。
最後、古家をどうするか問題。非常に見た目わるく、これがないほうがキャンプ用地として断然よくなります。最悪、業者さんに解体してもらうつもりですが、実はまだ中に入っていません。1人では怖かったからですw
次回(11月21日出発予定)は18歳の息子と二人でキャンプにいきますので、一緒に家の中を見ようと思っています。とりあえず物置がわりにはなるでしょう。
事務所として使えるような大きめのテント、それとデスクとチェアも揃えました。石油ストーブも持っていきます。小鳥のさえずりを聞きながらノートパソコンでメールするとか、なかなか憧れます〜。
月2で泊りがけでいって敷地の整備と通常の業務をそこで行います。2年くらいかかるでしょうか。きれいになったら人に貸すか売るかしようと目論んでいますが、どう転んでも採算はあいません。
でもすごくやりたいことがふくらみ、私の人生にとってはプラスとなっています。
投稿者プロフィール
- やまねこ不動産株式会社の代表取締役です。
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